クラスター発生のPFC Hospital 「収束宣言」

PFC HOSPITALでのクリモア活用

クラスター対処クリモア

2021年8月にクラスターを発表した山形県の病院で、収束に向けてクリモアが活用されてきました。
10月10日にクラスターが収束したと11日の記者会見で発表があり、NHKニュースでも取り上げられました。

患者さんのケアだけでなく、風評被害によるスタッフのメンタルケアなど、クラスターが起きたときのコロナ以外の問題を目の当たりにしました。
一日でも早いクラスター後の多くの問題が解決されることを願います。

8月から9月にかけて、入院患者などに新型コロナウイルスの感染が相次いで確認され、感染者の集団=クラスターが発生した新庄市の「PFC HOSPITAL」が、クラスターの収束を宣言しました。

「PFC HOSPITAL」では、ことし8月22日に入院患者と職員に最初の感染確認が発表されて以降、感染確認が相次ぎ、県はこの病院でクラスターが発生したと8月28日に発表していました。

その後、9月20日を最後に、病院で新たな感染確認は発表されていないうえ、10月7日に関係者2人にPCR検査を行ったところ、陰性が確認されたなどとして、病院は、10日でクラスターが収束したと11日発表しました。

記者会見した池谷龍一院長によりますと、感染が広がった理由について、閉鎖された病棟だったため患者の移動ができなかったことや、患者へのマスク着用を徹底できていなかったと説明しました。

そのうえで、「患者や家族に心配をおかけしたことをおわび申し上げます。治療すると同時に、患者をいかに差別から守るかを考えてきました。今後も患者が望めば、精神科医療や透析治療を提供していきたい」と述べました。

病院では、11日から通常どおりの外来診療を再開したということです。

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